ローマ 13章1~7節 神に立てられた権威

2026年1月6日

(内容)

  • 上に立つ権威に従うべきこと。権威は神に由来する。権威者は神に仕える者である。

(黙想)

  • 上に立つ権威に従うことが述べられる。その権威は神に由来するからとある。
  • この権威に立って行動する者として支配者(13:3)がいる。あるいは権威者(13:3,4、6)という言葉もある。
  • 「悪を行う者」という言葉が二度現れる。

13:3 実際、支配者は、善を行う者にはそうではないが、<悪を行う者>には恐ろしい存在です。

13:4 権威者は、あなたに善を行わせるために、神に仕える者なのです。しかし、もし悪を行えば、恐れなければなりません。権威者はいたずらに剣を帯びているのではなく、神に仕える者として、<悪を行う者>に怒りをもって報いるのです。

  • この段落では、権威者は、悪を行う者に対して厳しく報いると主張されている。権威者は、悪を行う者を取り締まるという権威を神から与えられている。そのために剣を帯びているとある。
  • 権威者はこのように神に仕え、社会の秩序を保つように働く。それ故、私たちは社会の一員として貢ぎ物、税を納めるべきであると語る。それを管理するのは権威者であるとされる。権威者は神に仕える者である。
  • まず上に立つ権威に従うことが教えられる。人間社会は、社会の秩序を保つために、社会を治める組織を作る。この組織は権威を持つ。その権威は神に由来する。このことを我々は信じる。この組織の大切な役目は、悪を取り締まり、人々が安心して生きて行く社会をつくることにある。そして組織の働きを担う者として権威者がいる。彼らは権威を帯び、権限を与えられている。上に立つ権威に従うとは、その権威者に従うことでもある。
  • 権威者は、神に仕える者でもある。彼らが神に仕える限り、彼らに従うことは大切となる。でも彼らが神に仕えないのなら、彼らに従う理由はなくなる。
  • 組織を維持するために税を納めることは社会の一員として、大切な義務となる。パウロは、ローマ帝国を念頭において語っていると思われる。キリスト教は、反国家的な存在ではないことが示される。
  • 時に国家の権力者が暴走する。それは現代でも見られる。権力者が抑圧的な体制を作ると彼らは独裁者となる。神の仕える者とは言えない存在になる。そのような現実が見られる今の世界である。

(聖書に聞く)

☆神はいかなる方か
  • <御父>権威の源であるお方。神としての権威を持つお方。
☆神が私たちに求める生き方
  • <勧め>権威に従うこと。権威者に従うこと。税を納めること

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神さま、今日も聖書を思いめぐらすことができ感謝します。上に立つ権威に従うべきであると教えられます。国家という組織は権威を持ちます。その権威はあなたに由来するとあります。旧約聖書でイスラエルの民が国家の樹立をあなたに求めたことがあります。あなたはそれを許可し、イスラエルは国を造り、王を立てました。権力を担う者は、神に仕える者であるとあります。彼が神を信じるかどうかは別として、権力を私物化せず、誠実にその働きをすれば、神に仕える者となります。時に、権力を私物化する「権威者」が登場します。
  • 現代世界には、しばしばこのような人物が登場し、この世界に混乱をもたらします。そのような権力者を支持する人もいますが、支持しない人も多くいます。人によって立場が異なると言えます。
  • 武力でもって他国の主権を踏みにじる国家指導者がいます。このような権力者は神に仕える者とはいえないと考えます。それ故、彼らがその座から退くことを願います。実際に祈っていますが、彼らは権力の座に居座り続けています。何が自分にできるのかと考えます。できることは祈りですね。祈ります。
☆与えられた導き
  • 傲慢な権力者がその座から退くよう、神の働きを祈る。

この記事を書いた人