2018年2月17日
(内容)
- 城壁の再建が始まりました。1節と32節に「羊の門」についての言及があるので、エルサレムの町全体を囲む城壁、城門の修復に着手したことが分かります。38節によれば、もともとの城壁の高さの半分まで築いたことになります。再建には多くの人が熱心に励んで作業をしました。
- しかしホロニ人サンバラトとアンモン人のトビヤは城壁再建の業を嘲笑っています。そこでネヘミヤは、彼らの侮辱に目を留め、その悪を赦さないようにと神に祈ります。
(聖書に聞く)
☆神が求める私たちの生き方
- (教え)神の御心を行うとき、それを嘲笑い侮辱する者がいても驚く必要はありません。神さまの御心を行うからといって何もかも順調にいくとは限りません。
- (模範)36節。自分を侮辱する者に対するネヘミヤの態度は模範です。ネヘミヤは神に祈ります。パウロは、「愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』と主は言われる」と書いています。侮辱されても神に復讐はゆだね、心を惑わされないようにしたい。祈ってなすべきことをしていけばよいと教えられます。
- (教え)城壁再建工事には多くの人が参加しました。それぞれの人がそれぞれの部分を担当し、それらが合わさって再建工事がなされていきます。一人で何もかもするのではありません。自分一人ですべての重荷を負っているかのように考えるのは、傲慢になると思います。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神様、ネヘミヤの導きのもとで城壁再建の工事が始まりました。実に多くの人々がこの工事に従事しました。これら多くの人々の働きがなければ工事は完成には至りません。ネヘミヤがいなければ工事は始まりませんでしたが、彼一人でこの工事がなされたわけではありません。
- あらために気づかされたことですが、福音宣教を命じる方は主イエスであること、そして私を含め、多くの人々がそれぞれ与えられた場所で励んでいるということです。それ故、自分が与えられた役割を果たせばよいと教えられました。そしてもっと主イエスに求めてゆくべきことを教えられました。
- 振り返ってみれば、友人の誘いで超教派の集会に出かけ、ディボーションを知りました。これはあなたの導きと私は信じています。主イエスの導きということもできます。神さまが、主イエスが導いてくださいました。私はあなたの導きの中に置かれています。それ故、与えられた場所で、与えられた役割を果たしたいと思います。
- このサイトでディボーションを紹介していますが、自分のディボーションを紹介するということは、現役の牧師には、時間的な制約でできないと思います。引退したからできることと思います。これが私に与えられた務めと信じ、励んでいきます。何よりも、主イエスが福音宣教の先頭に立つ指導者であり、わたしは主に従う働き手の一人です。改めて、私は働き手の一人として主の召しに従って歩んでいくことを主イエスに告白し、今後の導きをお願いすることにします。
☆与えられた導き
- 主イエスに祈る。
<主への祈り>
復活の主よ、あなたが福音宣教の責任者であり、私はあなたによって召され、宣教のワザに仕える者です。牧師職から引退しましたが、今一度、あなたの召しと信じて、新しいサイトの運営をします。これがあなたから与えられた務めと信じます。主よ、私を導き、わたしを用いてください。
このようなサイトを開設して、何かムーブメントを起こすことができたらと思いもします。でもそのような思いは捨てます。私はあなたに仕えるに過ぎません。あなたの導きだけに従っていきます。主よ、私を導き、わたしを用いてください。