詩編3編 詩人の祈りのかたちに倣う

2026年3月14日

(内容)

  • 詩人は神に信頼しつつ、苦しめる者たちからの救いを求める。

(黙想)

  • 神を「主よ」と呼ぶ。
  • 2節~3節。多くの人が詩人を苦しめる。「あの者に神の救いなどない」と詩人に向けて語り、詩人を苦しめる。これはどういうことか。「神の救い」というものはそもそもないということか。この詩人に対しては、神は救いを与えないと言っているのか。
  • 4~5節。詩人にとって神がいかなる方かを語る。「わが盾」「わ栄光」。
  • 6~7節。苦しみの中にあって詩人は神に信頼し、自分が平安がある状況を告白する。
  • 8節。主よと呼び、詩人は神に助けを求める。神が敵を打ち砕くことを告白する。
  • 9節。神への賛美。祝福を求める祈り

 詩人は、願いだけを語るのではない。自分にとって神がいかなる方であるかを告白し、その神を信じる自分の心の状態を告白し、神に助けを求めている。

  • 詩人は苦しみの中にあって、すぐに助けてくださいと祈らない。
  • ①自分がどのような苦しみの中にあるかを告白する。
  • ②自分にとって神がいかなる方かを神の前に告白する。
  • ③そのような神を信じる詩人は、平安のうちに眠り、敵を恐れないと告白する。
  • ④その上で「立ち上がってください」と助けを求める。

(適用)

  • 詩人の祈りの形に倣い、祈ってみる。ウクライナ、ガザ、イランのことを覚えて。

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主よ、私の心を痛めることが繰り返し起きています。
権力者たちが口実を設けて、他国を軍事攻撃しています。
自分の方が軍事的に優っているとの自信を持ち、
他国を攻撃しています。
そして多くの人の命が奪われています。
今や戦場は、人々の生活する場です。
権力者の傲慢という罪がむき出しになっています。
権力者の人の命を何とも思わない冷酷さがむき出しになっています。

しかし主よ、あなたは歴史を支配する神、
私たち人類を歴史の中で導く神。
このことを信じます。
しかし、私たちにはあなたの御支配は見えるとは限りません。
あなたがこの歴史を導いているとは思えないこともあります。
権力者の傲慢の罪が力を振るっている現実に、
私は無力を感じます。
どう祈ってよいかさえ分かりません。

主よ、立ち上がってください。
武力によって物事を解決しようとする行為を打ち砕いてください。
武力によって物事を解決しようとする行為を失敗に終わらせてください。
私たちの中にある、敵意、憎しみ、不信感を隣人への愛に変えてください。
そして平和がこの世界に広がっていきますように

あなたは平和の主
地上のすべての人に祝福を

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