2024年6月22日
(内容)
- 肉に従って歩む者は肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考える。
(黙想)
- 人は肉に従って歩むか、霊に従って歩むかどちらかである。
- 肉に従って歩む人は、肉に属することを考える。これはどういうことか。肉に従って歩む人とは、キリストを信じないで生きる人のことである。彼らは何を考えて生きているのか。自分の思い、自分の欲に従って生き、自分の思い通りに生きたいと考える人である。自分の思いは人それぞれであり、高潔な思い、高い理想を掲げる人もいるし、欲得まみれの思いで生きる人もいる。
- 「肉の欲望の赴くままに生活し、肉や心の欲するままに行動」する人である(エフェソ 2:3)人である。
- 肉に従う人は、肉に属することを考える。肉に属するとは、この世のことである。何を食べようか、何を着ようかと考え、思い悩む。神に属することは考えず、この世にことを考える。富、名誉、権力、自己実現、快楽を求めて生きる。
- 霊に従って歩む者とはどのような人か。キリスト者は霊に従って歩むことを目指す。霊に従うとは聖霊の導きを求めて生きることを意味する。聖霊の大きな働きは、キリストを信じさせ、聖書が神の言葉であることを信じさせることにある。それゆえ、神の御心に生きることを願うように導く。神を愛する人となるように導く。霊に従って歩む者は、神を愛し、神の御心を大切に考え、神の御心に従って生きようとする人である。
- 霊に従って歩む者は霊に属することを考える。霊に属することとは何か。霊に属することとは、神に属することである。キリストによる救い、キリストに従って生きること、人間を愛する神の愛、人間を導く神の愛、いかに生きるべきか神の戒めを大切にする。聖書が語る真理を大切にする。
- キリスト者は洗礼を受ける前、肉に従って歩む者であった。洗礼を受け、神を愛し、神の御心を大切に考え、聖霊の助けを得て神に従おうことを志す者となった。霊に属する者となった。
- キリスト者は成長する。つまり霊に従うことにおいて成長する。肉に従うこと、肉に属することを考えることが少なくなる。霊に属することを考え、霊に従って生きるようになる。
- 肉の人は罪の奴隷であるが、霊に従う人は罪から解放され、義に仕える人になった(6:17~18)。人はこの二つのどちらかに生きることになる。罪に仕える奴隷となるか、神に従順に仕える奴隷となるか(6:16)。
(聖書に聞く)
☆神はいかなる方か。
- <聖霊>キリスト者を導く。
☆神が私たちに求める生き方
- <命令>霊に従って歩み、霊に属することを考えて生きること。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神、聖書を思いめぐらすことができ感謝します。ロマ書の8章は本当に大切な箇所です。今、十分ではありませんが、霊に従って歩む者とされたことを感謝します。健康が許すかぎり聖書に親しみ、御言葉によって歩み続けたいと思います。生きる限り、人間は悩みがつきまといます。それは信仰の高嶺を目指すために必要なものです。悩みを一つ抱え、解決し、一歩高みへ登っていきます。あなたを崇め、あなたを讃え、あなたの栄光を現すことを喜ぶこと、それが高嶺です。今日も一歩近づきたいです。
- 最近考えていることがあります。私は長い人生を生きてきましたが、この人生をあなたから与えられたものとして感謝し、喜ぶことができるかという問題です。そして心から、あなたを崇めることができるかということです。あなたを崇める思いで人生を終えたいと思っています。
- これは霊に属することだと思います。この問題を考えます。導いてください。
☆与えられた導き
- 自分の人生を神に感謝できるか。考える。