2024年11月16日(土)
(内容)
- 神はあらかじめ知っておられた者たちを召しだし、義とし、栄光を与えた。
(黙想)
- 31節で、ではこれらのことについて何と言ったらよいだろうか、とある。つまり29~30節の内容が何を意味しているのかを問うのである。勿論、29~30節には、そこに書かれている意味がある。その意味を別な形で表現するとどうなるのか、31節以降で語られる。「だれが~できますか」との表現でキリスト者の恵みを表現している。
- 「神は前もって知っておられた者たち」とある。ウェストミンスター信仰告白では、これは有効召命を受けた者となる。救いへと神によって定められた者、しかし自ら進んで信仰に入る者である。信仰は賜物でありつつ、自主的に信仰に入る者でもある。
- このような召命を与えられていることは感謝である。どのような人生を送るのか、それが定まる。その意味では、本当に大きな恵みである。最高の恵みである。信仰は幻想であると悪魔は疑いを持ってくるが、この最高の恵みを否定できるかどうか。悪魔は、むなしさの底へと僕を引きずり込もうとする。僕が信仰によってこの人生を生きてきた事実は否定できない。この大きな恵みをたたえる者でありたいと願う。
(聖書に聞く)
☆神はいかなる方か
- <御父>神は前もって知っておられた者たちを導く方。
☆神が私たちに求める生き方
- <勧め>有効召命を受けた大きな恵みを感謝する。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神、あなたは私を前もって知ってくださり、私を信仰に導いてくださいました。これは、全くの恵みであり、これほど大きな恵みはないことを知ります。今まで、この恵みにほとんど無頓着であったことをお赦しください。
- 無頓着であった、そこにスキがあり、悪魔に狙われました。悪魔は、信仰は幻であるとささやき、疑いを持ってきます。でも今日は、あなたの大いなる恵みを私は信じます。これを幻であるとすることを拒否します。
ヤコブ 4:7
だから、神に服従し、悪魔に反抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げて行きます。
神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。
- 神さま、感謝します。今日は、ウェストミンスター信仰告白の有効召命に関する文言を書き出し、その根拠となっている聖書箇所を読みたいと思います。
☆与えられた導き
- ウェストミンスター信仰告白の有効召命に関する文言を書き出し、その根拠となっている聖書箇所を読む。