ルカ福音書 12章13~21節 神の前に富む者

2025年11月28日

(内容)

  • 貪欲を戒める。自分のために富を積んでも、人の命の役に立たない。神の前に富むことこそ大切である。

(黙想)

  • イエスは遺産の相続について相談を受けた。するとイエスは貪欲に気をつけるように戒められた。そしてたとえを話された。人の命は財産によってどうすることもできないと教える。財産の豊かさによって寿命を延ばすことはできない。
  • そしてたとえを語られた。どんなに財産があってもそれを誇ることはできない。もし今日、死んだら、その財産はどうなるのか。財産は寿命を延ばすこともできない。財産を大きくするための労苦はむなしい働きとなってしまう。
  • それ故、神の前に富むことが大切だとイエスは教える。この段落では、神の前に富むことがどういうことなのかの説明はない。次の段落で思い悩まず、神の国を求めるべきことをイエスは教えている。
  • この段落を読むとき、神の前に富むとはどういうことか、考えさせられる。自分は神の前に生きる者であること、そして神の前に富むことを考えることが必要となる。神なしに物事を考えてはいけない。
  • イエスのたとえに登場する人物は、自分の財産の多さに喜んでいた。それだけあれば自分の人生は安泰であると思った。しかしその財産は彼の人生を支えるものではない。神は今夜命を取り上げるという。
  • 僕は老いの中にあって、思い悩みが心を占めることがある。老いて自立した生活が送れなくなったらどうするのか、妻が先に亡くなったらどうなるのか、とか思い煩う心がある。今の自分は神の前に富んでいないことを思う。まず、自分の人生を神の前に置き、神の前に生きる者であることを確認することが大切だ。自分はこの世の人と同じように、老いを悲観的に見ているし、悲観的に考えている。神を忘れている。まずは、神を忘れていることを悔い改めなければならない。

(聖書に聞く)

☆神が私たちに求める生き方
  • <勧め>神の前に富むこと。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神さま、今日の聖書で金持ちは、自分の財産がたくさんあるので、自分の人生は安泰であると口に出して喜びました。しかし神は今夜命を奪う、と。財産を誇ることのむなしさを教えられます。神の前に豊かになることを教えられます。
  • 私は思い悩むことがあり、人生を悲観的に思ってしまうことがあります。夜明け前に目覚めたときの自分の心が、自分はどんな状態にあるかを教えてくれます。偽りない自分の心を見ることができます。しばしば憂いの気持ちの時があります。これもまた間違いであることを教えられました。神の前に富むべきことを教えられました。自分の中にある豊かさによって楽観的になったり、貧しさによって悲観したりすることは間違っていることを教えられます。主イエスは神の前に豊かになることを教えます。神の前に豊かさ、それはまず、自分を神の前に置くことから始まるように思います。神を忘れて自分の歩みを考えるから、憂いの気持ちになります。あなたの御前に生きる者であることを覚えさせてください。
  • あなたを忘れていたことを悔い改め、あなたの御前に生きる者となることができるように導いてください。
☆与えられて導き
  • 悔い改めの祈りをする。

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悔い改めの祈り

 天の父なる神さま、私はあなたを信じる者です。あなたが主なる神であることを信じる者です。しかし時にあなたを忘れ、あなた抜きに物事を考え、思い悩んだりします。自分はあなたを信じ、あなたの御前に生きる者であることを自覚します。自分はあなたの御前に生きる者、自分の歩む道をあなたにゆだね、あなたの導きに歩む者となります。導いてください。イエス・キリストの御名により祈ります。

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