ローマ 8:28 万事が共に働き益となる

2024年10月23日

(内容)

  • 神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。

(黙想)

8:28
神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。

  • まず、神を愛する者たちとは、ご計画に従って召された者たちとある。自分は神を愛しているのか、また自分はご計画に従って召された者と自覚しているのか、と問われる。また神の計画というがどんな計画に自分は召されていると考えるのか、考えさせられる聖句である。僕は神を愛していると思う。ご計画に従って召されていると思う。その計画とは何か。神の国のために生きること。神の国を宣べ伝えること、神の国に生きること、神の国を来たらせること。
  • 万事が益となるように共に働くとある。万事が共に働いて益となる。この節は、18節の理由を語る文脈の中に置かれている。現在の苦しみは取るに足りないという。この節は、現在の苦しみも益となるという面があることを語る。苦しみには意義があるというのである。何らかの益につながるからである。どのような益につながるのか、それはすぐには分からないかも知れないが、益になると信じる信仰に私たちは生きていると書かれている。
  • 今の僕の状態はどうか。現在の苦しみと呼べるような苦しみは個人的にはない。しかしささやかな問題がある。でも軽んじることはできない。なかなか解決できないからである。朝目覚めた時、まだ起床する時間ではないので、床の中でしばらくの時を過ごす。その時の自分の思いは憂うつである。主イエスのことを思おうとしたこともある。この憂うつの源は死である。自分が死ぬ存在であることが重くのしかかってくる。
  • 今日の聖句は、この憂うつも万事の一つとして益につながると理解できる。この場合の益は、神をたたえることと考えることができる。朝目覚めて、神をたたえることができるなら、すばらしいと思う。まず祈りから始めよう。そして『わたしはよろこんで歳をとりたい』(イェルク・ツィンク著、こぐま社)をもう一度読もう。

(聖書に聞く)

☆神はいかなる方か
  • <御父>万事が共に働いて益としてくださる方
☆神が私たちに求める生き方
  • <勧め>自分の小さな悩みも色々なことが共に働いて益になる。益となるために、できることをしてみたらどうか。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神さま、今日も聖書を思いめぐらすことができ感謝します。今日が万事が共に働いて益となることを教えられました。私には小さな悩みがあります。朝目覚めた時に感じる憂うつです。一日の活動を始めると忘れてしまいます。でも解決はしていません。
  • 私の悩みとは、歳をとり、自分の死を意識します。死は未知の経験です。それが不安をもたらしています。神の国を信じているので、恐れは感じませんが、憂うつな思いに朝、心が満たされるのです。
  • 万事が共に働いて益になるとあります。私にとっての益とは、あなたを讃えることです。朝目覚めて、あなたをたたえる、それが私の益です。それゆえ、この益を得るために、いくつか考えられることを実行でき、それらが共に働いて益になることを願います。まず、祈ります。また『わたしはよろこんで歳をとりたい』を読みます。また詩編であなたを賛美する詩編を読み、黙想したいと思います。アイデアがあったら一つ一つ実行してみたいと思います。
☆与えられた導き
  • 祈る。
  • 『わたしはよろこんで歳をとりたい』を読む

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