2022年2月8日
（内容）
- 天の父は求める者によいものをくださる。だからあなたたちも人からしてほしいことを人にしなさいとイエスは教える。
（黙想）
- 9～10節で父親は子供が求めるとき、良い物を与えるとある。人間の父親は罪を犯すことがあり、ここでは「悪い者」とされる。父親も利己的な面があるからだろう。子供を虐待する父親もいる。そんな父親でも自分の子には良い物を与えるとイエスは語る。
- 天の父は、人間の父よりはるかに良い父である。だから求める者には良い物をくださる。
- では信仰者は何を求めるのか。良い物として父なる神は何を与えるのか。それは人にしてもらいたいと思うことを他者にする心である。7章の最初で、キリスト者といえどもつい人を裁いてしまう心を持っているし、実際にそうしてしまうことが語られる。キリスト者としてそれは好ましくない。キリスト者は自分を愛するように隣人を愛するように教えられている。これがイエスの教えである。隣人愛の一つの具体例として、人からしてほしいことを他者にすることをイエスは教えた。
- 天の父は良い物をくださる。人を愛する心を求めるなら与えてくださる。この心を与えられて人からしてほしいことをしなさいとのイエスの教え。
- 自分が人からして欲しいこととは何か。あるいは自分が人からして欲しくないことは何か。して欲しいことは行い、して欲しくないことはしない。キリスト者はキリストの御心を行い、キリストに似た者となることが目標である。
（聖書に聞く）
☆神はいかなる方か
- ＜御父＞天の父は良い方で求める者に良い物をくださる方である。
☆神が私たちに求める生き方
- ＜勧め＞人からしてほしいことを他者にすること
- ＜勧め＞人を愛する心を与えてくださいと求めること
（神の導き）
☆祈り
- 天の父なる神さま、今日は人からしてほしいことを他者にしなさいと教えられました。今日はひとりの説教者を覚えます。その人に、私が人からして欲しかったことをしたいと思いました。今日の導きを感謝します。
☆与えられた導き
- 導かれたことを行う。
