マタイ福音書 10章32~33節 私はイエスの仲間

2024年10月22日

(内容)

  • 人々の前で、自分はイエスの仲間であると告白する者を、イエスは父の前で私の仲間だと言ってくださる。人々の前でイエスのことを知らないと告白するなら、イエスは父の前でその人を知らないと言う。

(黙想)

  • 思い出すのはペトロのことである。イエスが裁判を受けている時、ペトロは遠くからその様子を眺めていた。その時女が、あなたはあの人の仲間だと言った時、ペトロは、その人のことは知らないと言った。しかも三度も。
  • ヨハネ福音書では、イエスは復活した後、ペトロに「あなたは私を愛するか」と三度問うた。この場面でイエスはペトロを赦している。他の福音書では、ペトロのイエス否認の赦しについては語られていない。
  • キリスト者である自分は、イエスの仲間であるという。仲間とは何か。世の中には色々な仲間がある。仲間の特徴は何か。一つの共通点が必ずある。その共通点のゆえに人は集まり仲間になる。
  • イエスの仲間にはどのような共通点があるのか。イエスは弟子たちに「天の国を宣べ伝えるよう」に命じた。弟子たちに向けて、あなたは私の仲間とイエスが言う時、それは天の国を宣べ伝える仲間、天の国に生きる仲間ということだろう。また天の父なる神を崇め、礼拝し、生きる人もイエスの仲間と言えるだろう。教会で礼拝生活を続ける人たちもイエスの仲間であろう。キリスト者の間でも、具体的には信仰上の課題をひとつにした仲間がいるだろう。
  • イエスの仲間として生きることが勧められる。イエスの仲間として生きている人たちを仲間として生きることが勧められる。互いに仲間になり、福音を宣べ伝え、福音の証し人として生きることを勧められているように思う。

(聖書に聞く)

☆神はいかなる方か
  • <御子>イエスは弟子たちをご自分の仲間と考えておられる。
☆神が私たちに求める生き方
  • <勧め>イエスの仲間として生きる。イエスを仲間としている人たちと仲間になって生きること。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神、今日もディボーションをすることができ感謝です。今日は自分が主イエスの仲間であることを教えられました。仲間、いい言葉です。私と主イエスは仲間です。何が共通点で仲間なのでしょうか。天の国、神の国を宣べ伝えるという共通点で結ばれた仲間です。主イエスは、私の仲間、私は主イエスの仲間。新しい思いが与えられました。感謝です。
  • 私も同じ志しの誰かの仲間になりたいと思いました。私自身は仲間をつくるのが苦手で、自分一人で行動してきた面があります。共にデボーションをするという面では、ある期間、仲間と一緒に分かち合いをしたことがありました。弟子訓練については、近隣の牧師に信徒訓練の大切さを話しましたが共感してもらえず、仲間を作ることはできませんでした。
  • 年老いた今、仲間に加えてもらうことを考えました。そこで思ったのは、A牧師夫妻が、毎日、聖書の黙想をyoutubeで教会の信徒向けに発信していることを聞きました。陰ながら応援をしたいと思います。まずは、毎日、youtubeを聞くことにします。
☆与えられた導き
  • youtubeで聖書黙想を聞く。

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